妊娠の安全日と危険日とは!排卵や生理の仕組みを正しく理解

生理の仕組みと安全日

女性なら身を持って体感していることですが、しかしよく言われる安全日や危険日の本当の意味やメカニズムを正しく理解できていない人もいるのではないでしょうか。
正しい知識を入れることで妊娠しやすい日・しにくい日を正確に見極めることは妊娠の可能性を上げたい人も下げたい人には即実践できることです!必読推奨!

まずは排卵の仕組みからおさらい

安全日や危険日を正確に理解するためには、その前提となる排卵の仕組みについて理解を深める必要があります。

自分の体の中で何が起こっていてどういう順序で排卵が起きているのかは目には見えないので正確に理解していきましょう。

排卵とは生理の元になる現象ですよね。
排卵が起きなければ生理は発生しません。

女性の体は基本的に25~38日に一度のペースで卵巣から卵子を排出します。
それを排卵と言います。
ちなみに排卵されるときの卵子は直径0.1mmほどの大きさになっており、頑張れば肉眼でなんとか見ることもできます。

なぜ排卵は起きるの?

ずばりそれは妊娠する準備のためです。

つまり逆に考えると、排卵が起きなければ妊娠しません。

よく誤解される点ですが、50歳ほどになって閉経すると生理が起きなくなり妊娠しなくなると言われますよね。
もちろんそれは間違ってはいないのですが、より正確に言うと生理が起きなくなるから妊娠しないのではなく、排卵しなくなるので妊娠しなくなるという理解が正しいものになります。
(まあほぼ同じ意味なのですが・・・。原因とそれによって起こる事象という違いですね)

なぜ50歳前後になると排卵が起きなくなるかというと、卵子の数が枯渇して排卵しようにも排出する卵子が無くなるからです。

閉経と妊娠

排卵された卵子はどうなる?

排卵された卵子は、卵管という子宮と卵巣を繋ぐ管の卵管膨大部という場所に行きます。
そこで何をするかと言うと、精子を待つのです。

つまり妊娠する態勢を整えるのですね。

そしてもしその状態で男性と性行為をしていたら、精子は子宮から卵管に入ってきて、そしてそこで待っている卵子と出会い受精します。
その受精卵は精子がたどった道を逆走するように子宮に向かい、6~7日かけて子宮内膜に着床します。

その際に着床しやすくなるように、あらかじめ卵子が排出されたタイミングでホルモンの働きによって子宮内膜が分厚くなっています。
ここが、のちの生理を引き起こす部分になります。

受精しなかったら生理が起きる理由

上の流れのように精子と出会って受精すれば生理は起きません。

しかし受精しなかった場合はどうなるのか。
それは、妊娠するための準備として発生したいくつかの現象が元の状態に戻る働きが起き、その結果として生理が起きます。

先ほど、着床しやすくなるために事前に子宮内膜が分厚くなっていると説明しましたね。
この部分が重要なのです。

もし受精しなかった場合にその卵子がただ単に体外に排出されるだけなのであれば、0.1mmほどの卵子が外に出てくるだけで済みます。
しかし着床しなかった子宮内膜はやがて剥がれ落ち、それは体外に排出されます。
それが月経・生理と呼ばれる現象です。

ちなみに、着床しなかった子宮内膜は排卵後約2週間で剥がれ落ちるため、結果として排卵日から2週間後に生理が来ることになります。

生理や排卵とは何か

排卵や生理と体温の関係

女性の月経や排卵と体温には密接な関係があります。

多くの方の場合、月経が始まってから約2週間は低温期になります。
そして低温期の最後にはさらに体温が下がることが多いです。

しかしそのあとは高温期に移りそれは2週間ほど継続しますが、この高温期の初期の数日間の間に排卵が起こっています。

そしてその排卵に際して妊娠するとそのまま高温期が続きますが、妊娠しなかった場合は再び体温は下がり始め、再度月経が起こります。

危険日(妊娠しやすい日)の時期と仕組み

さて、改めて排卵や月経の仕組みをおさらいしたところで、いよいよ危険日や安全日の仕組みを理解していきましょう。

まずは危険日から。
ずばり、妊娠しやすい日と言われる危険日とは、

排卵⽇の2,3日前~排卵日までの約3日間 になります。

なので先ほど解説した体温との関係で言うと、ずっと続いていた低温期が最後にさらにガクッと下がってから一気に上がったタイミングになりますね。
(あくまで体温と生理現象の関係は理論上のことであり、それに当てはまらない方もたくさんいますので絶対的な数値ではないですが)

なぜそんなことが言えるのかと言うと、それは精子と卵子の生存日数から逆算しているためです。
精子というのは、女性の体の中で最大5日、平均3~4日間生存します。
一方で卵子が受精できるのは排卵後12~24時間程度です。

なのでもしパートナーの精子が比較的生存力の強い元気なものであったとすれば、排卵の4~5日前の性行為でも妊娠する可能性があります。
しかし一般的な生存日数からすると、排卵2日前~排卵日の性行為が最も受精する可能性が高いのです。

逆に排卵日を過ぎると、今度は卵子側の生存日数を過ぎてしまうことになり、それが安全日につながっていきます。
では続いて安全日を見ていきましょう。

安全日(妊娠しづらい日)の時期とは

安全日や危険日とは

仕組みとしては危険日と同じです。

危険日の逆になるので、つまり卵子の生存日数を過ぎてからが安全日となり、ずばりそれは排卵翌日からになります。
つまり理論上は、

排卵翌日~生理開始の1週間後程度の約3週間が安全日

となります。

生理が始まる時期というのは先ほど解説したように、排卵から2週間後ほどですね。
つまり排卵日から考えて約2週間後の生理開始+そこから1週間で、合計3週間が安全日の目安になります。

目安である3週間以上が経ってからの性行為だと、元気な精子であればそこから5日間生存することになり、そして周期より数日排卵が早く始まってしまうとそのまま妊娠の可能性が生まれます。

体温を元にした安全日の見極め方

体温と生理の関係は先ほど解説しましたが、それをもとにすれば自分の体温からでも安全日を推測することができます。

排卵は、体温が上がってから数日以内に起こると言いましたね。
なので目安として、高温期がやってきてから数日以降から安全日が始まるということです。

そして生理が始まると体温が下がりますが、生理中1週間程度は安全日が継続します。

なので大まかに言うと、

体温が上がってから数日後~低温期(生理)1週間程度は安全日

と言えます。
しかしこれはあくまで目安になり、低温期の長さは特に個人差がありますので、リスクを抑えるのであれば高温期のみを安全日と見るという考え方もあります。

安全日・危険日は絶対ではない!!

ここまで理論上の安全日や危険日を解説してきました。

おさらいですがおおまかな理屈としては、

  • 排卵の2週間後に生理が起きる
  • 排卵3日前~排卵日の性行為は妊娠の可能性が高い
  • 排卵翌日~生理開始1週間の間は妊娠の可能性が低い

となります。

しかしそれはあくまで理屈の話。

女性なら多くの方が身を持って感じていることですが、生理の周期は周辺の環境や精神状態などで変わりますよね。
また、安全日や危険日を知るうえでは排卵日を把握する必要がありますが、そもそも排卵日を正確に見極めることは難しい面もあります。
生理中の低温期が終わって体温が上がってからのどのタイミングで排卵が行われたのかの把握の問題や、そもそも体温が二極化していない人も多いためです。

落とし穴になりやすい点が、特に生理周期が普段から短い方に多いですが、生理の終了と排卵日が近いケースもあります。
そうなると「生理中は安全だから!」と言って体内に入ってきた精子が生存したまま排卵日を迎えることもあります。

なのでこのページで解説した各ポイントはあくまで目安と捉えましょう。

絶対的な安全日や危険日というのは存在しません。

望まない妊娠と男女の別れ

この日に性行為をすればほぼ確実に妊娠するとかしないとか、そういうことに「絶対」はないんだということをちゃんと理解しましょう。

そして、いつの時代も世の中に溢れることとして「妊娠が発覚したら男が離れていった」という話がありますよね。
自分の身を守るのは自分です。
安易な気持ちで、避妊をしない性行為は絶対にやめましょう。
万が一中絶が必要な状況になったら様々なダメージが残ります。
中絶の方法や痛みや料金について先に確認しておけばそういった安易な妊娠に対する警戒心が強まるかもしれません。

悲しいデータですがカップルの半分は1年も持たず別れます。
出会って数か月の間は恋が燃え上がりますがその後徐々に落ち着いていき、そのまま1年以内にお別れというルートを半分のカップルは歩みます。
最近はマッチングアプリの普及で簡単にサクッと出会えちゃいますよね。(マッチングアプリのおすすめランキング参照)
それがより一層「すぐ付き合って、すぐ別れる」という流れを加速させるかもしれません。

自分は相手に対して本気でも相手がそれほど・・・というケースもありますよね。
それがはっきりと形になって表れるのが妊娠のとき。
後先考えない男ほど避妊に関して深く考えていませんが、それを女性側が「本気で結婚したいと思ってくれてるんだ」と勘違いしてしまうケースも。
その逆として「ここまで避妊に気を遣ってるということは私のことを大切に思ってくれているんだ」と考えがちですが、実は男は遊び目的ということもありますよね。
妊娠が発覚してから相手の本気度の答え合わせをするというのでは遅すぎるということは誰しも分かるでしょう。
カップルが別れる確率や時期も参考に、「結婚は絶対〇か月以上付き合ってから」などと計画を決めると、予想外の妊娠に焦ることもなくなるかもしれませんね。

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