婚約中の浮気でも慰謝料は取れる!婚約の意味から請求方法まで解説

婚約中の浮気と慰謝料

結婚の約束はしたがまだ入籍をしていない状態でパートナーの浮気が発覚!
婚約時に慰謝料を取る方法と注意点を解説。

婚約していれば浮気で慰謝料が発生する

慰謝料が発生するかの線引きは結婚してるかどうかじゃありません。

婚約していれば慰謝料が発生します。

なので逆に考えると、そのひとつ手前の段階としていくら長い期間同棲していたとしても婚約しておらずただのカップルという状態なのであれば、慰謝料は1円たりとも請求できません。
パートナーにどれだけひどい浮気をされても、、、です。

そのため最低でも婚約状態にあることが大前提

そして重要なのが何をもって婚約と言うのかですね。

皆さん婚約の定義をちゃんと言えますか?

口約束だけの婚約では慰謝料は取れません!

たとえばですが

「結婚しよう」
「いいよ」
という口約束をした。

というだけでは慰謝料は取れません。

それは法的に婚約と呼ぶには弱いからです。

では具体的にどういう状態であれば婚約中でも相手に慰謝料を請求できるのか。
そこから見ていきましょう。

慰謝料と婚約

法的な婚約の意味や定義は主に4つ

両者間の口約束であっても広義では婚約に入ります。
しかし法的に見てそれが婚約関係と認めてもらうには、主に以下の条件を一つでも満たしておく必要があります。

  • 婚約指輪を贈っている
  • 知人らに結婚することを周知している
  • 結婚式場の予約など、結婚に向けた具体的な準備をしている
  • 結納式や両家顔合わせを行っている

この4つの項目の中で上の3つは分かりやすいでしょう。

結納式や結納と顔合わせ食事会の違いなどは分からない方もいるかもしれませんので解説を挟みます。

結納式とはお互いの家族同士による儀式

プロポーズが当事者同士だけで行われるものに対して、結納式は両家の家族で行います。
結納式にも二種類あり、

  • 正式結納・・・間に仲人を入れて行う。両家が顔を合わせることはない。
  • 略式結納・・・両家が料亭やレストランに集まり、主に男性側が結納品を贈る。

略式結納と両家顔合わせの違い

略式結納は略式と付いているように本来の結納式をかなり簡略化したものですが、それでも儀礼的な風習や流れがあります。
なのでそれをさらに簡素化しカジュアルにしたものが両家顔合わせです。
顔合わせの食事会には特に決まりが無く、フランクな雰囲気で食事をするだけのものが多いです。

婚約相手から慰謝料を取る方法

婚約相手から慰謝料

さて婚約中に慰謝料を取る場合には、ただの口約束ではなく第三者を巻き込んだ明確な事実を作ることが必要だと分かりましたね。

そのうえで慰謝料を取る場合それを婚約者に請求するか浮気相手に請求するかで内容も変わってきます。

まずは婚約者に慰謝料を請求するケースから見ていきましょう。

まずは婚約を証明する証拠を確保

婚約者への慰謝料請求で大切なのはここに尽きます。

既に結婚している夫婦と違って、婚約という関係はこちらが能動的にその事実を証明する証拠を集めなければいけません。
結納式を行っているカップルは今時少ないでしょうから、婚約指輪を贈っていたり結婚式場の予約をしていたりなどの証拠がしっかり残っているか確認しましょう。

もしも相手が浮気したことを開き直っている場合などは、

「俺、別にお前と婚約してるわけじゃないけど?」

と言われてしまうかもしれません。

要するに、婚約関係であることを証明するという点が何より大切。

浮気の証拠を取得

これも慰謝料を請求するなら必要な過程。

まず相手の浮気が発覚したのならその時点で婚約をこちらから破棄することができます。
その際に明確な証拠などは必要ありません。
相手のラインを見たなどのこちらの証言でも十分です。

しかしもし相手に慰謝料を請求したいのならば、しっかりと形に残る証拠を得ましょう。

でもひとつ気を付けなくてはいけないのが、こちらが違法スレスレのことをして証拠を得た場合の取り扱いですね。
携帯の画面が目に入るというものであれば問題ないという認識ですがこちらがスマホアプリを使って盗聴したりGPS機能を使って色々調べたりというのは少しグレーに。
盗聴とか無断録音で得た証拠が有効なケースと違法なケースの違いもよかったら確認してみてくださいね。

浮気相手から慰謝料を取る方法

浮気と慰謝料

婚約相手ではなくその浮気相手から慰謝料を取る場合。
これはややハードルが高く、証明しなくてはいけないことが多くなります
一つずつ見てきましょう。

婚約中であることを浮気相手が認識していたことの証明

前の通りカップルという関係なのであれば慰謝料という概念は存在しません。
なので浮気相手から見て「この人には付き合っている人がいるようだが、それが婚約中とは知らなかった」という認識だったのであれば慰謝料は請求できません。

しかし問題なのは、浮気相手から見ると手を出したその人が今婚約中なのかどうかはなかなか判別がつきづらいことです。

そこを「この人には今婚約者がいる」としっかり認識したうえで手を出したのかどうかを証明する義務はこちらにあります。

この1つ目のハードルを越えることがなかなか難しいケースもあります。

そもそも婚約中の浮気としてじゃなく普通に結婚生活を始めてからの浮気の証拠を取るのも一苦労だったりします。
具体的にどういうものが証拠になるのかのハードルって結構高いのですね。
詳しくは何が不貞行為や不倫の証拠になるのかも見てみてくださいね。

浮気開始時点で婚約が継続中であること

大切なのはパートナーの浮気によって婚約が破談になってしまったという事実です。

浮気をされる前に既に婚約が破談になっていたのであれば、それは慰謝料の請求対象にはなりません。
いつから浮気が行われていて、そしてその時点では良好な婚約関係にあったことを証明しましょう。

婚約中の慰謝料の相場と注意点

婚約中の慰謝料の平均額

金額の相場としては最大150万円程になります。

夫婦関係が浮気によって終焉した場合は300万円ほどになりますから、婚約中はその半額ほどということになりますね。
やはり夫婦関係程明確な結びつきでは無い分、その金額も下がるということです。

ただし慰謝料の計算というのはとてもケースバイケースという面が強くて、一概に「あなたの場合は100万円ですね」と簡単に見積もりを出せるものじゃないのですね。
慰謝料相場を詳しく知りたい方は慰謝料の平均額なども確認してみてくださいね。

婚約相手とその浮気相手の両方から得る場合

二人の相手から慰謝料を得る場合、その総額が目安150万円になると考えることになります。

つまりそれぞれの相手から150万円ずつ請求できるわけではなく、婚約者から100万円の慰謝料を得たのならばその浮気相手からはせいぜい50万円ほどしか請求できません。

慰謝料というのは相手に負担を負わせることが目的ではなく、こちらが受けた心のダメージを補うためにあるものです。
なので誰からもらったという点よりも、総額でいくらもらったかが重要視されます。

あとはあなたの心の傷を埋めるのは慰謝料だけではありません。
たとえば財産分与や婚姻費用の支払いなど浮気をした側が負担すべきお金はたくさんあります。
どういうお金が流れるのかについては先ほどのリンクや、そしてそうやって得た慰謝料や財産分与には税金がかかるのかどうかも見てみてください。
しかし残念ですがまだ入籍していない状態なのであれば基本的に財産分与までは発生しません。
まだ夫婦で共有の財産を築いていないからですね。

婚約破棄した・された場合の慰謝料の相場は?

ここまでこのページでは「婚約している状態で相手に浮気された場合」の話をまとめてきました。

色々な男女関係、男女問題がありますよね。

  • 相手に明確に浮気されたわけじゃないけど自分はそれを疑っている
  • 相手が浮気しているみたいで婚約破棄をされた
  • 相手への疑いが消えないので婚約を解消したい

これ以外にもいろいろあると思います。
さてさて、重要なのが婚約破棄した場合のペナルティ=慰謝料です。

婚約破棄の慰謝料相場は50~200万円です

引用:離婚弁護士ナビ「婚約破棄の慰謝料相場はいくら?|高額になる要因や過去の判例を解説!」

どちらに非があるというのは置いておいて、婚約を一方的に破棄した場合の慰謝料は最低でも50万円は覚悟しておいた方が良いです。

問題なのは、あなたが婚約破棄したいと思った場合です。

相手に原因があるのであれば第三者から見ても相手の責任だと認められるような証拠は揃えておいた方がいいですよね。
それをしなければ、最悪相手から慰謝料を請求されるという事態にもなりかねません。

ここまでの記事を読んでもらえますと、結婚していなかったとしても婚約状態であれば慰謝料は発生するということ、そして相手に原因があると明確に証明できないまま自分で破棄するとこちらが慰謝料を払わなくてはいけないケースもあるということがお分かりいただけたかと思います。
これから婚約をしようと思っているという人は、婚約をすると色々な責任が生まれるということは事前に頭に入れておいた方がいいですよね。
もしも相手と慰謝料をめぐるトラブルなどになってしまったら、離婚・慰謝料問題に強い弁護士ランキングなども参考にしてみてくださいね。

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